エンジニアの仕事は、古くから男性が行う体力勝負の仕事であるというイメージが世間にはある。
男女平等の世の中において、体力勝負という理由で男性の仕事と考えてしまうのは差別に相当することになるが、実際のところ女性比率が少ないのがエンジニアの世界である。
特に、ネットワークエンジニアの領域ではネットワークの構築の際に大型機器の搬入や設置、配線といった仕事もあるため、肉体労働という側面がどうしてもあるのが事実であり、そういった面から女性に好まれにくい職種なことは確かである。
しかし、ネットワークエンジニアの仕事はそういったネットワークの構築や保守点検だけではなく、開発設計を行うというものもある。
そういった場合には、主にはパソコンを中心としたネットワーク機器を使う仕事になるので体力勝負という側面は少なくなる。
一方、ネットワークの開発設計でも構築であっても必要になるのが顧客とのコミュニケーションである。
概して女性の方が人からも気に入られやすい側面があり、顧客とのコミュニケーションを円滑に行うという点において軍配が上がることは珍しくない。
そういった特長を生かしてネットワーク関連の仕事に携わることで、男性には見えない視野からの仕事もできると期待されるのである。
したがって、性別を理由にネットワークエンジニアとなるのを諦める必要はなく、ネットワークにかかわる仕事に携わりたいという意欲があれば十分に担っていけるものなのである。
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