ネットワークエンジニアは、システム開発において、システムが必要とするネットワークの帯域、構成などを検討する。
システムは、一つの機器だけで動作することはまれで、多くのサーバーやルーター、ファイアウォール、端末から構成される。
どれくらいの機器が必要かどうかを考え、それぞれを繋げるネットワーク網を検討する。
ネットワークは、帯域幅が設定されており、その値によってデータの伝送効率が変わる。
帯域幅の狭いネットワークだと、データの転送に時間が掛かる。
帯域幅が広いと、データのやり取りは早く完了するが、費用が高い傾向にある。ネットワークエンジニアは、担当するシステムがどれくらいの帯域幅を必要としているかを、扱うデータ量やピーク時間帯の使用量から計算し、適切なものを検討するのだ。
このような業務をメインとして行うのだが、やや理系寄りの仕事内容のため、女性の割合は比較的少なく、男性の方がかなり多い。
しかし、取り扱う内容は、ネットワークの使用条件を整理し論理的に検討できれば、適切な設計が可能だ。
業務内容には男女の性差は関係なく、女性でももちろん活躍されている方はいる。企業側も女性の活躍を推進し、優秀な人材を育てて維持するために、育休・産休制度、短時間勤務制度を充実させている。
子育てで一時職場を離れても仕事復帰をサポートする制度を整えており、男女問わず制度の活用を促進しているのである。
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