多くの人のイメージの通り、ネットワークエンジニアも女性よりも、男性の方が圧倒的に多い職種だ。
その理由は、業務に求められる素養の幾つかが、男性に向いているということもあるが、体力勝負であることが否めないからだろう。
ネットワークエンジニアの仕事は大小様々で、日本国内を駆け巡る通信網やシステムに携わることもあれば、小規模なオフィスの配線などを担当することもある。前者の場合、土日祝日24時間を問わずぶっ続けでの作業を強いられることもあり、後者の場合、顧客の依頼で作業開始時間が深夜になる、少人数で多くの仕事をしなければならない、といったことがあるのだ。
どちらにせよ、定時時間内のみだけで、勤務が完了しづらいという特徴がある。
また、床に這いつくばってケーブルを配線したり、機材を何十台、何百台と運んだりすることもあるため、そういった仕事は男性がやるべき、と思ってしまう方には不向きだろう。
体力や腕力で男性に勝つことは難しいので、他の側面(特に技術的な面)で努力をしないといけない、という強い意識を持ち続けることが大切である。
残念ながら、女性は駄目だと考える顧客は少なからず存在するため、「あの人は信頼できる」といった評価を得るためどうしたらいいのか?という視点を持てるとなおよいだろう。
厳しい面がある一方、技術者としてのやりがいを感じやすく、優秀であれば男女を問わず活躍しやすい職種と言える。
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